東京生まれ東京育ち鮹姫の漁日記


by ama_takohime

カテゴリ:Animal & Aquarium( 1 )

8月10日にワタシが撮影した 写真が
国立科学博物館の漂着鯨類データベース
登録されることになりました!
撮影、提供者:ワタシ として。

15日フォーラムで知り合った
九十九里浜自然誌博物館 の元大学教授に
8月10日千葉「サンライズビーチ」に漂流していた『コビレゴンドウ』の写真が欲しいと言う事で写真を送ってあげたのです。
貴重な資料として、国立科学博物館の漂着鯨類データベースに
登録されることになりました。! なんか、国立というだけに 少しは国に貢献できたのか?と 嬉しい。。。

午前中にも違うビーチに座礁していて、地元漁師たちが、一度海に戻したのですが、午後再び 別のビーチに座礁。。。

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まだ、生きてるし、波打ち際でもがき苦しむ姿は見ていられす。
そばに行き 水をかけて上げた。。
サチポチと二人で ちょっと 押してみるが、びくともしない。


体調3.5M程 メス。
周りは『オキゴンドウ』と言っていたが、私は見てすぐ
『オキゴンドウ』では無いと確信した。
口の形も頭の形も違うからだ。

生殖器の割れ目(人間にしたら、いやらしい表現だが。。)
から、何かピンク色の 胎盤の様な、内蔵のようなモノが20〜30センチ飛び出している。

妊娠していたのか?まだ妊娠しているのか?
出産で弱ってしまったのか?
なんとなく お腹がデカイ感じもした。
でも、出産後なら、乳が張っているはずなのに張っては居なかった。単純に子宮が飛び出しているのか?とも思われる、その痛痛いしい姿は見ていられなくなり、二人で海へ戻るよう押したのだ。。。
絶対無理。。。重すぎる。。
なんか 悲しくなって。。。

時折 そのクジラが目をあける。
真っ赤な目で私の方を見る。
『つらい』の感情がもの凄く伝わって来る。
『頑張って、海に戻れ!ここはお前の来る場所じゃないんだよ』
と。。。

しばらく サチポチと二人で押したり、水かけたりしていたら、
市の役人さんが一人こっちに来て、『2次災害があるといけないので、触らないで下さい。』と言われた。

仕方なく 私たち二人は 水だけかけてしばらくそばに居た。
その場から立ち去る事が出来ない。

しばらくすると、地元サーファーの青年たちが、夕方のラウンドに入りにビーチにやって来た。
彼ら5〜6人は 波打ち際に横たわるクジラを発見すると、
速攻で砂浜にサーフボードを置き走ってクジラの方に来てくれた。私たちも含め7〜8人もいれば、なんとか海へ戻せるかと、
みんなで押す。



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さすがにその時は 市のお役人さんも何も言えず、ただその光景を見守るだけ。
上空には報道のヘリが旋回していた。

私とサチポチが現場に到着してから、約2時間位経過した頃。

ようやく バランスを保てるようになったそのクジラはサーファーの誘導で沖に出る事が出来た。
死ぬにしても、生きるにしても 海が一番なのだ!!

ちょっとした 達成感で 私とサチポチは千葉のサンセットを背に帰途。。。なんか嬉しかった。私たち二人と一緒になって海にクジラをもどしてくれたサーファーの彼らにも ありがとう。


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2006年今年の8月10日の話。。。。。

無惨なクジラの姿を撮影するのが、心苦しかった。
でも、どうしても 報道癖のある アタシ、、、
カメラは手放せません。。。

帰宅後、速攻で撮影した写真とクジラ図鑑を照らし合わせ、クジラの種類を検索。私はこのクジラを『コビレゴンドウのゴマコンドウ』と認識する。

先日の九十九里浜自然誌博物館 の元大学教授によると
『コビレゴンドウ』だろうとの返事が来ました。
ゴンドウ系確かに種類たくさんで これだ!
と認識するのは難しい。でも
間違いなく、見た目で『オキゴンドウ』ではない事は確信出来た。

今後は図鑑をみなくても、その個体をみただけで、識別できるレベルになりたいと思った。
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by ama_takohime | 2006-11-07 13:22 | Animal & Aquarium